こんにちは!マコトです。
今日は、PBRについて知りたくなったので調べ物したことをまとめようと思います。
PBRとは
PBR(Price Book-value Ratio)(株価純資産倍率)= 株価 ÷ 1株あたり純資産(BPS)
です。PBSについて分からない方は解説ページを用意していますので、リンクからどうぞ。
つまり、PBRは株価が会社の純資産(会社の持っている資産ー負債)に対してどれくらい割高か割安かを示す指標です。
PBRを見ることによってどんな効果があるか
💡 1. 投資家側の効果(投資判断の明確化)
✅ 割安株を発見できる
- PBRが1倍未満の企業は「解散した場合の資産価値より安い」=市場で過小評価されている可能性。
- 財務が健全で利益も出している企業なら、“掘り出し物”の可能性あり。
👉 効果:リスクを抑えたお得な投資先を見つけられる。
解散した場合の資産価値より安いとは?
会社を解散してすべての資産を売り払い、負債を返したあとに残る“純資産”よりも、株価のほうが安い状態を指します。
この状態はこう解釈できます👇
- 投資家から見れば、
「この会社を丸ごと買って、解散して資産を売るだけでも利益が出る」
という“理論的にはお得な状態”。 - ただし、現実には会社をすぐ解散することはないので、
「安すぎる=市場がその企業を過小評価している」 可能性を示します。
✅ 割高株を避けられる
- PBRが2倍・3倍以上など高い場合、資産に対して株価が高すぎる可能性がある。
- 期待が高すぎる企業は、業績が予想を下回ると株価が急落しやすい。
👉 効果:過大評価された株を避けて損失リスクを軽減できる。
✅ 長期投資の判断基準になる
- 企業の資産価値(純資産)は長期的に安定しているため、PBRは短期的な株価変動に左右されにくい。
- そのため、「長期で持つ価値がある会社か」を判断するのに役立つ。
👉 効果:安定的な企業に長期投資しやすくなる。
🏢 2. 企業側の効果(経営・資本政策への影響)
✅ 自社株買いの判断材料になる
- 企業が自分のPBRを見て「自社株が安すぎる」と判断すれば、自社株買いを行うことがある。
- これにより需給が改善し、株価上昇につながることも。
👉 効果:企業の資本効率や株主還元を高めるきっかけになる。
自社株買いをすることによって、市場に出回る株式数が減ります。
そうすると需要が高まり株価が上昇します。
それを狙って、企業は自社株買いをします。
✅ 株主や市場からの評価指標になる
- PBRが1倍を下回る状態が続くと、「市場に成長性を評価されていない」と見られる。
- 経営陣は「ROEを上げる」「利益体質を強化する」といった改善策を取るようになる。ROEがわからない方はリンクからどうぞ。
👉 効果:経営改善・株主重視経営を促す圧力となる。
📈 3. 市場全体への効果
- 市場全体のPBR平均が低い時期(例:景気後退期)は、投資家心理が冷え込んでいる。
- 一方で、平均PBRが高い時期は、景気拡大や期待の高まりを反映。
👉 効果:市場全体の“温度感”を測る指標として使える。
PBRの注意点
PBRが低い=「会社の純資産(BPS)より株価が安い」=“割安”に見える状態。
のことを示します。
しかし、注意点があります。
実際には「本当にお得な割安株」と「そう見えるだけのダメ株」があります。
✅ 本当に割安な企業
- 利益を安定して出している
- 借金が少なく、財務が健全
- 配当や自社株買いなど株主還元も積極的
- 市場が一時的に評価していないだけ
📊 → 「市場の見落としによる割安株」の可能性が高い。
こういう株は、業績回復や見直し買いで株価が上がることが多いです。
⚠️ 割安“に見えるだけ”の企業
- 業績が赤字続き
- 将来の利益見込みがない
- 保有資産が実は価値を生まない(古い不動産など)
- 倒産リスクや上場廃止リスクがある
📉 → 「安く見えるけど、理由があって安い株」
こういう株は、PBRが0.5倍でも0.3倍でも株価が上がらないことが多いです。
まとめ
PBRを見ると、純資産に対する割安な株を見つけることができます。
しかし注意点もあります、リスクのある会社を掴まないようにPBRを基準として会社を探して、注目した会社の財務健全性を決算短信、四季報で確認して候補にしましょう。
今回は以上です。
ありがとうがざいました。
